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【タイで家を買う】家の相場や住宅事情、プーケットで住みやすい地域を徹底解析!

プーケットに越してきて5ヶ月が経とうとしています。

今はプーケットタウンにあるコンドミニアムに住んでいますが、次の更新までにできれば家を購入したいと考えていて、今物件探しをしています。

以前バンコクでも家またはコンドを購入しようとして色々探していたので、価格を比較しながらブログを書きます!

日本人にとっては「え、安いんじゃない?」と思うような価格でも、タイ人にとっては「給料よりも高い」というギャップがあります。

私と主人が調べた物件は全てタイ人(平均所得よりちょい上くらい)の視点で書いているので予めご理解ください。

ちょっと長い記事になりますので、お付き合いください。

※値段はバーツで書きます。(2020年2月現在 1バーツ=3.5円)

 

住宅の種類

まず、タイにおける住宅の種類についてまとめます。

日本とは同じ言葉でも住宅の概念が違うので、知っておいた方がいいでしょう。

 

コンドミニアム

バンコクの駅近や都市部、プーケットでも都市部や観光地などの栄えている所に圧倒的に多いのがコンドミニアムと呼ばれる「分譲住宅」です。

いい物件は何十階建ての高層マンションで、24時間セキュリティ、ジム、プールが付いています。

ほとんどは家具・家電付きです。

それぞれの部屋に「オーナー」がいて、同じ部屋タイプでもオーナーによって内装や家具、賃料が異なってきます

 

場所にもよりますが、大体の相場はこんな感じです↓

部屋タイプ 広さ 家賃
スタジオ 28~40 平米 8,000~15,000 THB
1ベッドルーム 30~50 平米 15,000~25,000 THB
2ベッドルーム 50~70 平米 25,000~50,000 THB
3ベッド以上 80 平米以上 50,000 THB~

 

バンコクの日本人が多いエリアだと2ベッドルームでも60,000~80,000 THBくらいするので、場所によっては大きく変わってきます。

普通のタイ人にとっては平均月収の倍以上の値段がするので、こういった高級マンションは手が出せません。

タイ人の平均月収 15,000~30,000 THB (バンコクまたは有名観光地)

タイにいる日本人の平均月収 50,000 THB ~

なので、いかにタイでは外国人の方がいい待遇を受けているかが分かります。

実際、私の主人(タイ人)もバンコクのレストランで働いていた時は部下のフランス人より月給が安かったそうです。

タイのローカルの人が暮らすコンドはセキュリティなし、ジムプールなし、キッチンなし(3,000~8,000 THB)の物も多いです。

 

コンドの購入はこのくらいかかります↓(おおよそです)

スタジオ 200万THB 

1ベッドルーム 300万~400万THB

2ベッドルーム 300万~600万THB 

バンコクの駅近物件や新築などは、さらにプラス100万THB くらいするんじゃないでしょうか。

 

部屋タイプ

スタジオルーム

リビングとベットルームの仕切りがないのがスタジオルームです。

一人暮らしだと十分にも見えますが、狭いです。

 

1ベッドルーム

  

 

都市部の15,000〜20,000 THB くらいの部屋はだいたいこんな感じです。

バンコクではこのような部屋に主人と住んでいましたが、子供が生まれて一気に狭くなりました。

 

2ベッドルーム

ベッドルームが増えると安い部屋はリビングが圧倒的に狭くなります。

プーケットのコンドはバンコクに比べて都市部でも2,000~3,000 THB 安く、広さも10平米ほど広くなります

 

アパート

コンドミニアムと部屋のタイプや広さは変わりません。

ただコンドのように部屋ごとにオーナーが違うのではなく、部屋の管理が全て一緒です。

なので家具付きの部屋の内装もほぼ一緒です。(写真はイメージ)

駐在員や外国人が多く利用するのが「サービスアパート」と呼ばれるアパートです。

サービスアパートでは定期的な部屋の掃除、送迎サービス、日系テレビの接続、洗濯サービス等が受けれます

私はサービスアパートの知識は全くないのですが、バンコクでは日本人が80%を占めているような日系のサービスアパートも多くあります。

プーケットにもアパートはありますが、サービスアパートは多くありません。

プーケットのお金持ちまたは外国人は自分の部屋や家に直接メイドさんを雇っている印象があります

 

タウンハウス

今プーケットで家を探している過程でよく目にするのが「タウンハウス」と呼ばれる連棟式集合住宅です。

1〜3階建ての住宅が多く、一軒家よりも格段に安いです。

デザインや大きさも様々で、郊外の大きな敷地に連棟してあります。

 

ほとんどの住宅地にはセキュリティゲートが設置され、安全性も高いです。

5年以内の新築タウンハウスだと家具なしで 200万THB~500万THB

中古の家は家具付きでも 200万THB〜400万THB ほど

 

道路に面している古い物件などは 200万THB 以下で購入できますが、色々と補修が必要そうなのであまり安い物件は購入しない方がいいですね。

 

平屋だとベッドルーム2室、2階建てで3室がベーシックな造りです。

敷地にはプールやジム、公園の施設が付いている場所もあります

 

新築だと家具、エアコンはもちろん、キッチンもついていないので全て自分たちでカスタマイズしないといけないです。

最低限の家具が付いていれば初期費用も抑えられます。

 

購入以外にも、賃貸をしている物件も多いです。

プーケットの賃貸はタウンハウスだと月10,000~30,000THBで借りることができます。

場所によってはコンドミニアムに住むよりも安いです!!

 

デタッチハウス

「Detached House」とはタウンハウスのように壁が繋がっておらず独立した家のことです。

敷地にはもちろん24時間セキュリティゲートがあり、ほとんどにプール、ジム、公園などの施設もついています。

私たち家族が1番買いたいタイプです(>_<)

部屋数は3〜4部屋が多いです。

新築5年以内家具なしの物件で400万~1000万THB 

中古の家具付きでも400万~1000万THB くらい

中流の家族にはちょっと厳しいです。。。

頑張れば手が届きますが、子供の学校をインターにすることなどを考えると悩みます。。。

この家のタイプで400万THB以下 の物件を探しているところです。

一軒家タイプの賃貸は月30,000~50,000THB くらいします

ちなみに、バンコクに住んでいる主人のいとこはデタッチハウス(4ベッドルーム)をバンコク郊外で購入し、1000万THB したそうです! た、、高い、、、!

 

高級物件

家にプールが付き、部屋数も5部屋以上あるような高級物件もたくさんあります。

写真だけ見て「おお〜〜」てなる程度ですが、その値段は桁外れで上限は1億以上の物もあります。。。汗

同じような建物はなく、物件所有者の好みでデザインや家具が変わってきます。

値段も700万THB~ とタイの宝くじ1等より高価

リゾート地の海が見える家などになると余裕で 2000万THBを超えてきます。

もう数字が大きすぎて日本円でイメージできません。。。笑

 

ほぼホテルですね。

高級物件の賃貸の情報はあまり載ってないです。

たまに見ていて思うのは、高級住宅の家具が派手すぎるということです。

家のデザインは人それぞれなんですが、たまに宮殿のような家具の家もあって面白いです。

 

タイの物件 室内事情

タイのコンドや家は日本とは違う部分がたくさんあります。

その「タイでは当たり前」をまとめてみました。

 

玄関

タイ人は日本人同様、室内では靴を脱ぎます。

でも日本のように「靴を脱ぐ場所」というのが明確に分かれていません。

 

コンドミニアム

コンドのよくある部屋パターンです。ドア開けていきなりリビング。

中に入って靴を脱いで靴箱に入れますが、狭いのでリビングに土足で上がっているのと同じ感じです。

ドアを開けていきなりキッチンパターンもあります。

2人以上で生活している場合、ぶつかりそうです。

 

タウンハウス

タウンハウスで多いのがリビングに繋がる扉が玄関になっていることです。

靴箱は外に置いたり、そのまま脱ぎ捨てているパターンが多いです。

このようなリビング直結の扉が入り口になってます。

ガラス扉なのでカーテンがないと中が丸見えですね。

 

大きい家だと駐車スペースの奥に玄関らしき扉が付いている物件もあります。

でもほとんどの場合、メインエントランスとしては機能してないそうです。

 

キッチン

タイは気軽に外食も出来るし、そもそもキッチンが付いていないコンドや家もあります。

主人の友人はガスコンロで調理して、バスルームで食器を洗っていると言っていました。

 

コンドミニアム

オーナーが内装をしているコンドはキッチンは付いていますが、極端に狭いです。

コンロがなかったり、換気扇がなかったり、冷凍庫がない場合もあります。

ソラミの今のコンドは持ち運びコンロで換気扇がないので窓を開けて調理してます

 

タウンハウス

タウンハウスの新築にはキッチンが付いてても小さいか簡易的か、もしくは何もないか、のパターンが多いです。

 

タウンハウス購入者の多くはリノベーションで家を増築してキッチンにします。

ただ増築しても、費用を安く抑えると屋根から雨漏りする場合もあるので、なるべくちゃんとしたリノベーションを施している家を購入したいです。

上手くリノベーションをすれば素敵で大きなキッチンになるので、私はこーゆう家を探しています。

大きいキッチン付き物件を探すのは至難の業〜

 

洗濯

水回りに洗濯機を置くのは分かります。

日本はお風呂場の近くにありますが、タイではキッチンに洗濯機があります。

ベランダや外に設置する場合もありますが、室内の時はほぼキッチンです。

別にいいんですが最初は違和感を覚えました。

 

バスルーム

タイで浴槽の付いている物件はほとんどありません。

シャワーとトイレが一緒になったバスルームが一般的です。

部屋数と同じ数くらいバスルームもあり、主寝室には専用のバスルームもあるのがほとんどです。

シャワーのガラス戸が付いている物件はほとんど後付け(コンドは例外)

一般的な家は扉が付いておらず、シャワーカーテンをつけるかそのまま浴びるか、新たに設置するかの方法をとっています。

タイではトイレットペーパーを流さないと言われていますが、一般家庭やコンドの場合は普通に流してます

 

プーケットエリア別

とても大雑把ではありますが、プーケットをエリア別に分けてどういう物件があるのかまとめてみます。

 

①空港付近

空港付近はまだ何もないので、新しい住宅地が増えていっています。

値段もプーケットで1番安いエリアですが、やはり都市部から離れるしスーパーも10kmくらい離れているので不便です。。

噂ではセントラルが土地を購入し、あと5年くらいすれば新しい大型モールができるそうなので、これから絶対値上がりします。

今安く購入するには最適の場所らしいです。

 

②リゾートエリア

プーケット島の西は有名ビーチの揃うリゾート地です。

高級リゾート地チャーンタレーのラグーナや、パトンなどの地区はホテルも多く、海が見えたりプール付きの物件が多いです。

観光地として栄えている分土地も高く、コンドミニアムの賃貸もプーケットでは1番値段が高い気がします。

高級なのが分かっているのでどんな物件があるかは全然調べていません。

 

③コケーオ(ボートラグーン付近)

こちらもラグーン付近には高級なリゾートホテルが並ぶエリアですが、観光地ではないため静かです。

ボートラグーンよりも北に多くの住宅地があります。

高級で閑静な住宅地が多いですが、観光地や中心地からは離れているため、値段もお手頃です。

私たち夫婦はこのエリアもいいと思っているので、気になる物件を探しています

 

④カトゥー地区

すみません、④のカトゥーは地図ではもう少し南西です。

有名な観光地はないですが、プーケットの真ん中なのでどこに行くにもアクセスしやすい理想の土地です。

多くの人が住み、物件にほとんど空きがないのと、理想的な家があっても空港エリアにある同じような家よりも100万THB ほど高いのでなかなか難しいです。

プーケットタウンにも15分程度で着くので、1番気になるエリアではあります。

 

⑤プーケットタウン

プーケットの中心です。建物が密集しているので、コンドはたくさんありますが、新しい住宅地はほとんどありません。

人が多く生活しているので住宅地の空きもほとんどありません。

土地も高く、タウンハウスや家を購入したい場合は値段も高くなります。

今プーケットタウンのコンドに住んでいてとても住みやすいし便利なので出来るだけアクセスしやすい場所に住みたいなとは考えています。

 

⑥シャロン地区

プーケットタウンから最南端のラワイに行く途中のシャロン地区もいいエリアです。

値段も手頃でいいなっと思う物件がいくつもヒットします。

ただ、主人の職場が空港近くなのでこのエリアでの物件購入は考えていません。

観光地にも近いしビーチにも気軽に行けるエリアなのでいい場所ですが、住宅地も多いため渋滞も頻繁に起きます。

 

よく使う不動産サイト

不動産サイトは本当にたくさんありますが、サイトによっては「高級物件」しか載せていない物もあるので私がよく検索に使っているサイトを紹介します。

 

※サイトへは画像をクリック↓

DD Property

私が個人的に1番利用しているサイトです。

値段や部屋の広さ、場所も細かく選択できて、安い物件から高級物件まで幅広く検索できます。

中古で生活感満載の古い物件や土地だけの情報も載っています。

サイトの使いやすさも私的には1番使いやすいです。

 

Thailand Property

多くの物件を取り扱ってますが、新築が多いです。

タイに住む外国人向けで、あまり中古の物件情報などはないです。

検索もサイトの見やすさもいい感じです。

 

Hipflat

DD Property の次くらいに使います。

安い物件から高級物件まで写真が大きく表示されるので見やすいです。

ただ、一回物件を見て戻ると最初のページに戻ってしまうのがネックです。

 

Facebook

タイ人はSNSの中でも特にFBを多く利用します!

物品の売買や家の販売、賃貸の情報も毎日新しいのが追加されます。

HPよりも安く掲載されている場合もありますし、投稿者と直接連絡を取り合うこともできるので嘘の情報がない!

最近は毎日FBで新しいのをチェックしています。

 

 

サイトにある写真は部屋を広く見せようと加工したり、新築の時の写真をアップして現在と全く違う状態だったり、そもそも存在しない物もあるので、気になった物件は必ず担当者に連絡を取って実際に内見してください

 

私たち夫婦はバンコクで物件を探していたときに、写真よりも狭い!汚い!壊れてる!というケースが何回もありました。。汗

「Real Estate」と名前の付いている不動産サイトは加工写真などは載せていないはずです。ただ安い物件もないです。

 

まとめ

とても長くなってしまいましたが、バンコク、プーケットの不動産を一通り調べて内見してきた私の知識と情報をまとめてみました。

このブログに書いてある金額は「タイ中流家庭」が家を探した時の平均値です

安いものはもっと安く、高いものは桁違いに高くあるので、違った予算や条件で検索をかけると私の情報とは全く変わってくると思います。

 

「タイは日本よりも物価が安い!」と言われてた時代もどんどん変わってきてます。

バンコクやプーケットの高級エリアは日本よりも全然高いです。

自分に合った場所や家賃で生活ができるといいですね!

 

ソラミの物件探しはこれからも継続していきます!

 

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